阪九フェリー 名門大洋フェリー 違いとおすすめ
こんにちは。
daisannosakaです。
大阪⇔福岡間をフェリーで移動しようと思った時、
阪九フェリーと名門大洋フェリーのどちらを利用するか迷ったことありますか?
両方のフェリーについて、私が利用した便について個人的に感じることを書いてみようと思います。
はじめに
我が家は、平凡なサラリーマン家庭のため、お安い等級(大部屋ではない2等、下から2番目の等級)に限っての記録になります(^^)/
子どもが小さい時は和室の個室利用で人の目を気にせずに過ごしたり、学生時代は2等の大部屋で知らない方々とザコ寝をしたりしていたのですが、最近は、寝台利用ばかりです。
記事の内容は、2018年12月での情報に基づいて書いています。正確な情報は、各社のホームページでご確認下さい。
下から2番目の等級でも十分快適に過ごせる我が家が思う・・・
⇒阪九フェリーと名門大洋フェリーの違い(2018年12月現在)
運航ダイヤ・予約に関して
発着地が違う
阪九フェリーは、
新門司⇔泉大津 1便/1日
新門司⇔神戸 1便/1日
名門大洋フェリーは、
新門司⇔大阪南港 2便/1日
です。
新門司側の港は、互いに近くて、車で数分です。
関西側で、どの港が近いか、行きやすいか、で候補を決めることになると思います。
大阪より東に位置する我が家は、亀山から名阪国道(無料)を利用して、天理から高速道路で、阪九フェリー泉大津港へ行くことが多いです。
高速代を節約できるし、名阪国道が混んでいることが少ないので、スルスルと泉大津まで行けます。
名門大洋フェリー大阪南港へ行く時は、ほとんど全行程を高速道路を利用します。阪神高速はいつも緊張して走ってます('ω')田舎者なので。
車移動でない場合は、大阪モノレールの駅がすぐ近くにあるので、大阪南港までモノレールで行くことができます(^^)/
出航時間が違う
新門司⇔泉大津 17:30⇔6:00
新門司⇔神戸 18:30前後⇔7:00前後と20:00⇔8:30(曜日によって出航時間が違う)
新門司⇔大阪南港 1便 17:00⇔5:30 2便 19:50⇔8:30
何時だったら、余裕をもって到着できるか、翌日、何時から活動を開始したいかによって、どちらを利用するか決めてもいいですね。
各社、早朝到着の便は、到着後も船内でゆっくり過ごせるサービスがあります。
レストランやお風呂も利用できるので、朝の混雑をさけて、ゆっくり準備することができます。前もって申請が必要なので、乗船手続きの際に確認してみて下さい。
船が違う
各社、2015年に新造船が導入されました。
阪九フェリーの新門司⇔泉大津便と名門大洋フェリー2便19:50⇔8:30は、新造船です。
新造船は、各社ともきれいで快適です。
我が家は基本的に新造船の便を利用するようにしています。
料金が違う、予約時の割引率が違う
我が家が基本的に利用する新造船かつ下から2番目の等級のお値段で比較します。
お安くて快適に過ごせる下から2番目の等級の正式名称は、
阪九フェリーでは、「スタンダード洋室」
名門大洋フェリーでは、
「ツーリスト 2等洋室」と呼ばれています。
お値段は、乗船時期によって変動があり、
正規料金 | 割引利用時 | |||
通常期 | 繁忙期 | 通常期 | 繁忙期 | |
阪九フェリー | 7920円 | 8640円 | 6336円 | 8640円(行き) 7776円(帰り) |
名門大洋フェリー | 8270円 | 8680円 | 6616円 | 7812円(往復とも) |
※割引利用時の金額については、インターネット予約か往復割引を
利用した時の割引率で計算しています。
=12672円
名門大洋フェリー 6616円×2
=13232円
繁忙期は
阪九フェリー 8640円(行き)7776円(帰り)
計16416円
名門大洋フェリー 7812円(往復共に)
計15624円
割引を利用すると、大人一人あたり
通常期は、阪九フェリーが560円安く、
繁忙期は、名門大洋フェリーが792円安くなります。
家族で利用する時は人数分安くなりますので、料金で選んでもいいかもしれません。
料金、割引条件、割引率は2018年12月時点での内容です。最新情報は、各社ホームページで必ず確認してください。
予約変更のルールが違う
阪九フェリーでは、インターネット予約後の予約変更は1回に限り無料で、適用期間内(乗船当日を含めて7日間)内に限り有効です。2回目以降は、取消→新規予約になるので、注意が必要です。
名門大洋フェリーでは、空席がある場合には無料で可能です。
随時ルール変更もあると思うので、必ず最新情報を確認してください。
駐車場の有無
泉大津港 10台あり(留置き不可)
神戸港 10台あり(留置き不可)
新門司港 有り(2週間以内留置き可)
大阪南港 近くにコインパーキングあり
新門司港 コインパーキング有り
★フェリーの乗り場まで車で行き、車を留置きして、徒歩で乗船したい場合
各社とも、近隣の駅からの無料送迎バスが出ており、公共交通機関でフェリー乗り場まで行くことが可能ですが、子どもが小さい場合や荷物が多い時は大変です。
車はフェリーに乗せないんだけど、車で乗り場まで行きたい!ということもあると思います。
新門司港側は、留置きできる駐車場があるので良いですが(満車でなければ・・)、関西側は、留置きできる駐車場が少なくて困ってしまいます。
我が家の場合、
阪九フェリー泉大津港を利用する時は、南海泉大津駅周辺でレンタル駐車場を予約しておいてそこに車を停め、南海泉大津駅前から無料送迎バスに乗ります。
利用したことのある駐車場予約サービス☟
名門大洋フェリー大阪南港を利用する場合は、ターミナルの建物正面左に入った所のコインパーキングを利用します。ホームページを確認すると、名門大洋フェリー管理のコインパーキングではないため、利用に関してはそのコインパーキングの管理会社に確認するのが安心ですが、今のところトラブルなく5日程度は留置きで利用してきました。少し人目につきにくい場所ではありますが…
設備に関して(新造船について比較しています)
寝台の並びの違い
私がいつも利用する等級は、1つの部屋に2段になったベッドがいくつか並んでいます。カプセルホテルのような感じで、カーテンを引けばプライバシーは保たれる状態です。レディースルームでない場合は、もちろん、異性が上のベッドを利用しているということもあり得ます。
阪九フェリーの場合は、カーテンを開けた時目に入るのは向かいの壁です。
名門大洋フェリーの場合は、お向かいとならんで寝台があるので、カーテンをあけた時に、お互いのタイミングが合えば、お向かいの方とは顔を合わせる可能性があります。
なるべく人を顔を合わせたくないな~と思うか、家族で利用しているから並びで寝台が利用できると何かあっても安心だな~と思うか、状況次第かなとも思います。
個人スペースにセーフティーBOXの有無
寝台の並び方以外に大きく違うのは、個人の寝台の中にセーフティーBOXがあるかないかです。
阪九フェリーの場合は、ベッドの端にセーフティーBOXが備え付けられています。
両社とも船内共有スペースにしっかりしたセーフティーBOXはありますが、ちょっと利用するのに便利です。
お風呂の違い、冷水器の有無
フェリーを利用する利点の一つに、お風呂に入れることがあると思います。シャワーで汗を流すもいいですが、動いている船から海を眺めながら入浴するのは格別です。
阪九フェリーには露天風呂が備わっています。冬の風が強い日はある意味修行ですが、ダイレクトに海の風を感じることができます。また、脱衣所も広くて、利用しやすい棚の配置になっています。冷水器もありますので、入浴前後に水分補給もできます。
名門大洋フェリーのお風呂は脱衣所があまり大きくないので混雑すると大変ですが、備えつけられているシャンプーやコンディショナーが馬油シリーズのものなので、個人的にはその点が気に入っています。
共有スペースの混雑度
これは、乗船定員の差なのか共有スペースの広さの違いなのか客層なのかよくわかりませんが、阪九フェリーの方がゆったりと利用できます。私が利用した限りでは、共有スペースでご飯を食べようと思った時も、少し待てば椅子やテーブルが空きました。名門大洋フェリーの場合は、なかなかスペースが空かなくて、自分のベッドで食べたり…みたいなこともあったので。
最後に
我が家は、長い間名門大洋フェリーを利用していました。大阪南港から大阪市内へのアクセスが良いので、私個人は学生時代からウン十年と名門大洋フェリーを利用していました。新造船就航を期に阪九フェリーを利用することになり、それからは阪九フェリーを利用することが多くなっています。似たような航路なので、その時の状況によって良い方を選べる環境があるのはありがたいことだと思います。
フェリーの旅は、お得に非日常が味わえる楽しい旅だと思います。私個人の主観で記事を作成していますが、参考にしてもらえるとうれしいです。
ただ、港到着には余裕をもって(^_-)-☆